赤外線波長吸収式 油中水分計 − H2Oil(エイチツーオイル)

概要

ポータブル・オンラインで測定できる油中水分計。試薬を使用せず絶対水分量を測定できる魅力!
作動油・潤滑油に侵入した水分は、機器の発錆・腐食・摩耗を進行させ動作不良の原因となります。オイル自身も水分により劣化して潤滑製・粘度の低下、酸化の促進、添加剤の寿命低下、エロージョン摩耗の増大など様々な悪影響をもたらします。

H2Oilはカールフィッシャー式などこれまでの実験室・分析室での試薬による滴定法などと異なり、赤外線波長吸収式による非接触・非破壊・試薬不使用で測定できる画期的な油中水分計です。しかも1ppmから2000ppmまでの水分を分解能1ppmで測定できます。またオンライン/オフライン共に対応可能です。

特長

■地球環境に優しいオンライン測定
・・・非破壊・非接触で試薬・前準備がいらず、オンライン測定では廃油も出しません
■信頼性ある校正・生産
・・・生産にはカールフィッシャー滴定に基づいて校正されたマスターが使用されます ※参考規格(ISO 760:1978)
■シンプル・スピーディーの徹底追求
・・・測定器の常識を破る簡単操作、テスト時間は最速75秒
■適切な予防保全措置・省力化を実現
・・・PCソフトウェアでの連続無人測定、警報設定、傾向解析機能を装備(オプション)

測定原理

赤外線吸収スペクトルでは、波数3000の赤外線を水に照射すると水の分子が共振しこれを吸収します(下図)。H2Oilはこの原理に基づいて測定セルを通過するオイルに赤外線を連続照射して透過光を赤外線検出器で検出します。この測定値をフーリエ変換赤外線分光法に基づいて処理することでオイル中の水分量を算出します。

ソフトウェア

WOM21:H2Oil-Sを遠隔制御する場合に使用されるソフトウエアです。測定間隔、警報設定を予め設定しておくと連続自動で測定され、グラフやスプレッドシートに表示されます。

主な仕様

測定原理: 中赤外線二波長吸収式
適応油種: 鉱油、合成油(油圧作動油専用
測定範囲: 0〜3,000ppm(0.03%)
最小測定水分量: 1、2、5、10ppm(0.001%) 選択可能
精度/再現性: 5%以内
圧力範囲: 0.2〜42Mpa
最大流量: インラインサンプラー参照
使用温度範囲: +5℃〜+80℃
環境温度範囲: +5℃〜+40℃
作動条件: インラインサンプリング 粘度2〜100cSt
ポイントサンプリング   粘度2〜500cSt
ボトルサンプラー      粘度2〜250cSt
測定時間: 1ppm:290秒 2ppm:170秒 5ppm:150秒 10ppm:75秒
メモリ: 500テスト分
プリンタ出力: 16桁ドットプリンタ
外部出力ポート: RS232
電源: 充電式バッテリー×2 (専用ACアダプター付き)
100V AC アダプターキット
重量: 本体6kg(ケース込み8kg
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